#相馬野馬追 #相馬市 #南相馬市 #浪江町 #双葉町 #大熊町 #富岡町 #楢葉町 #広野町
#騎馬武者 #甲冑 #相馬藩 #勇壮な祭り #一千有余年 #侍 #samurai #フェス #神旗争奪戦 #馬 #人馬一体 #相馬流山
皆さん、こんにちは!
さぁさぁ、いよいよ夏に近づき「熱い祭りの季節」がやって来ましたね♪
私が住む福島県の相馬地方では『相馬野馬追』という一千有余年前から続く伝統の祭りが行われます。
令和という新しい時代になって初めての『相馬野馬追』の魅力について書いていきたいと思います。
相馬野馬追とは?
相馬野馬追(そうまのまおい)は、福島県相馬市中村地区を初めとする同県浜通り北部(旧相馬氏領。藩政下では中村藩)で行われる相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の三つの妙見社の祭礼のこと。
相馬市街や南相馬市鹿島区、原町区を騎馬武者が行進するお行列、南相馬市原町区に所在する雲雀ヶ原祭場地において行われる甲冑競馬と神旗争奪戦、小高神社の境内で行われる神馬を追う野馬懸、などの神事からなるものでこれらの神事に関しては1952年、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
(引用・参考:Wikipedia)
私が住む南相馬市鹿島区(北郷)では、相馬(中村藩)からきた総大将をお迎えして『相馬流山』という踊りも披露されます。
(今年は我が家の長女が相馬流山の中学生有志のメンバーに参加しているので、27日・28日
皆さんの前で踊りを披露させていただきます。)
正午くらいに総大将をお迎えしてそれから鹿島区内を御行列し、真野川の河川敷において『北郷神旗争奪戦』も行われます。
スケジュール
宵乗り
宵乗り 7月の最終土曜日(1日目)
出陣式 相馬市・南相馬市(原町区・小高区)
総大将御迎 南相馬市(鹿島区)
宵乗り競馬 南相馬市(原町区)
宵乗り軍者会 南相馬市(原町区)
出陣
出陣式は相馬中村神社・相馬太田神社・相馬小高神社の各妙見神社で行われ、総大将を擁する相馬中村神社では、出陣の儀式はとりわけ厳かである。
それぞれの神社に参拝し、祝杯をあげ、やがて出陣の準備が整うと大将が出陣を命じる。
軍者の振旗を合図に螺役が高らかに螺を吹き、いざ出陣。
(相馬市)
総大将御迎(12:00)
総大将お迎えの儀式は古式に則ったもので、総大将よりの伝言は早馬により、逐一知らされ北郷陣屋にはひときわ緊張感が漂います。
その後、総大将お迎えの儀式を終えた宇多郷、北郷勢の一隊は一路雲雀ヶ原祭場地のある原町区に向かいます。
南相馬市(鹿島区)
宵乗り(14:00)
熱気あふれる古式競馬の再現
馬場清めの儀式が相馬太田神社宮司によって行われ、 螺役が全山に鳴り響くと、白鉢巻に野袴・陣羽織といういでたちで、いななく馬にまたがり、宵乗り競馬が開始される。
騎馬武者達による古式馬具をつけて、一周千メートルの馬場を走る競馬は荒々しく、古式再現の熱気が伝わってくる。
南相馬市(原町区)
本祭り 7月の最終日曜日(2日目)
お行列 南相馬市(原町区)
甲冑競馬 南相馬市(原町区)
神旗争奪戦 南相馬市(原町区)
相馬野馬追のハイライトである2日目。
すべての進行・合図は昔ながらの陣螺・陣太鼓によって行われる。
まず黎明一番螺が全軍に用意を促す。
二番螺で武装馬装の準備を整え、出発の合図を待つのである。
お行列
【お行列】(9:30)
夏空にとどろく花火を合図に、三番螺、陣太鼓が鳴り響き、出発を告げる。
相馬太田神社に供奉する中ノ郷勢を先頭に、相馬小高神社(小高・標葉郷勢)、相馬中村神社(宇多・北郷勢)の順に総勢五百余騎。
総大将、副大将、執行委員長、軍師、副軍師、郷大将、侍大将、軍者、組頭、螺役長、勘定奉行・・・などの役付騎馬が整然と駒を進める。
行列は陣螺・陣太鼓の合図により時に止まり、時に前進して隊列を整えながら、約三キロメートル先の御本陣雲雀ヶ原の祭場地へ。
騎馬武者全員が甲冑をまとい、太刀を帯し、先祖伝来の旗指物を風になびかせながらの威風堂々にして豪華絢爛な戦国絵巻は、まさに天下無比の圧巻であり、文化財的逸品が揃う「お行列」は動く文化財展として好事家に野馬追をもう一度見たいと言わせる所以である。
甲冑競馬
騎馬武者の勇猛果敢さをいかんなく発揮
【甲冑競馬】(12:00)
祭場地に到着した行列は、神輿を御本陣に安置し、式典を挙行。しばしの休憩をとった後に、勇壮な甲冑競馬が行われる。
甲冑競馬の開始を告げる螺の音。
若武者たちは兜を脱ぎ、白鉢巻をしめる。
駿足に自信のある馬にまたがり、先祖伝来の旗差物をなびかせながら風を切って疾走する。
この甲冑競馬は、一周千メートル、十頭立てで十回行われる。
指旗のはためく音、鎧、草摺の摺りあう音・・・。
渾然となった音のかたまりが、砂塵が舞う中を走り抜ける。
迫力と感動のシーンだ。
神旗争奪戦
【神旗争奪戦】(13:00)
山上の本陣から陣螺が鳴り戦闘開始の合図を告げると、騎馬武者達は馬を駆し、雲雀ヶ原に格好の場を求めてたむろする。
陣螺が鳴り終え、空中に炸裂した花火の中から二本の御神旗がゆっくりと舞い下りると、数百の騎馬は一斉にその方向へ。
旗の下に群がり、鞭を振りかざしての奪い合いは、抜刀こそないが、まさに戦闘さながらである。
御神旗をとった騎馬武者は高々と誇らしげに旗をかかげながら、本陣山の羊腸の坂を一気に駆け上る。
この時のどよめきと喝采は、旗を得た者の最高の栄誉だ。
こうして花火二十発・御神旗四十本が打ち上げられ、そのたびに旗の波が揺れ動く光景は一幅の戦国絵巻をも彷彿させる。
野馬懸 7月の最終月曜日(3日目)
野馬懸 南相馬市(小高区)(9:00)
荒々しく繰りひろげられる古式の神事
野馬懸は、多くの馬の中から神のおぼし召しにかなう馬を捕らえて奉納するという神事である。
昔の名残を留めている唯一の神事といわれ、古式にそったこの行事が、国の重要無形民俗文化財に指定される重要な要因となった。
騎馬武者が馬を小高神社境内に追い込むところから行事が始まる。
馬を素手で捕らえるのは、御小人とよばれる数十人の若者たち。
小高神社神官のお祓いを受け、白鉢巻・白装束といういでたちで荒れ狂う馬の群れに飛び込む。
屈強そうな馬に御神水に浸した「駒とり竿」で印をつけ、この馬を御小人総がかりで捕らえるのである。
こうして第一番に捕らえた馬は、神馬として妙見社に奉納される。
野馬懸行事をもって三日間にわたる相馬野馬追祭は幕を閉じるのである。
(引用・参考:相馬野馬追執行委員会 公式ページ)
相馬野馬追の起源
相馬野馬追の起源はあの歴史で有名な『平将門』なんだそうです。
私は歴史には詳しくないのですが『平将門』という有名な武将の名前くらいは知っていますので、当時は戦の為の軍事訓練として、現代においてはその歴史を伝える伝統の祭りとして今も続けられています。
自宅から比較的近いお家でも馬を飼っている方が結構いるので、祭りが近づく頃になると朝方に馬の歩く音が聞こえてきりもします。
間近で甲冑を着た侍が馬に乗って行列を組んで進む勇壮な姿は、なかなか見る事が出来ないことだと思いますのでご興味がある方は一度でも見に来てみてはいかがでしょうか?
(参考:相馬野馬追執行委員会 公式ページ)
野馬追を見る時のポイント
野馬追の御行列など観る時にはいくつかの注意点があります。
それは
行列が近づいてきたら道路を横切らない。
建物の中から観る時には、高い場所から見下ろさない。
大きな声を出さない。
馬の後ろに立たない。
などです。
1と2については、行列をまとめている軍師の人などにかなり怒られてしまいます。
3は馬が驚いてしまうので、大きな声を出したり急に激しい動きをしたりなどの行動はやめましょう。
4はこの野馬追には限らないことですが、お尻側に立つと後ろ足でけられてしまう場合があり危険なのでやめましょう。
これらは御行列でのマナーになりますので、観に来る際にはよろしくお願いいたします。
各駐車場などについて
宵乗り行列(お繰り出し)
日時:7月27日(土曜日)10時30分
場所:小高駅前通り・県道小高停車場線 他 (相馬小高神社~JR小高駅間)
駐車場:小高生涯学習センター「浮舟文化会館」、小高区役所 他、小高生涯学習センター「浮舟文化会館」、小高区役所案内
帰り馬行列(お上がり)
日時:7月28日(日曜日)16時
場所:小高駅前通り・県道小高停車場線 他 (相馬小高神社~JR小高駅間)
駐車場:小高生涯学習センター「浮舟文化会館」、小高区役所 他、小高生涯学習センター「浮舟文化会館」、小高区役所案内
火の祭
2,000灯のかがり火の中、県内最大の2尺玉のほか、音楽創作花火やスターマインなど4,000発の花火が満天の夜空を美しく彩ります。
日時:7月28日(日曜日)19時20分~20時
(注意)小雨決行で、荒天の場合は8月31日(土曜日)に延期されます。
場所:小高区前川堤防周辺
駐車場:旧JAそうま 小高総合支店、福島県南相馬市小高区西町一丁目88、旧福島県立小高商業高等学校 福島県南相馬市小高区関場一丁目70
問合せ:小高区野馬追執行委員会 電話 0244-44-6014
鹿島区
お行列
お行列に先立ち、相馬流れ山踊りが披露されます。
日時:7月27日(土曜日)13時
場所:県道浪江鹿島線 (かしま交流センター~鹿島橋)
駐車場:専用駐車場
御上がり馬行列
日時:7月28日(日曜日)15時
場所:県道浪江鹿島線 (かしま交流センター~鹿島橋)
駐車場:専用駐車場
北郷神旗争奪戦
日時:7月27日(土曜日)14時30分
場所:真野川河川敷(桜田橋周辺)
駐車場:株式会社福装21 鹿島ファクトリー 福島県南相馬市鹿島区寺内本屋敷1−1
問合せ:鹿島区野馬追執行委員会 電話 0244-46-2110
大型モニターによる生中継
次の日時・場所で相馬野馬追の様子を生中継します。
副大将出陣式の様子
日時:7月27日(土曜日)10時30分
場所:北郷陣屋(かしま交流センター駐車場)
相馬野馬追本祭り
日時:7月28日(日曜日)
場所:セデッテかしま駐車場(常磐道南相馬鹿島SA隣接)
問合せ:魅力ある観光創出事業実行委員会 電話 0244-26-3700
原町区
お下がり奉賛会
日時:7月27日(土曜日)15時
場所:JR原ノ町駅前
問合せ:原町商店連合会 電話 0244-24-1150 福島県南相馬市 原町商店連合会 公式サイト
軍師出陣式
日時:7月28日(日曜日)7時30分
場所:栄町フレンドパーク
問合せ:一般社団法人南相馬観光協会 電話 0244-22-2114 南相馬観光協会
(引用:南相馬市観光情報サイト)
第8回武者絵展
相馬野馬追と合わせてこちらもご覧ください!
アニメ・漫画などで活躍している先生方のオリジナルの武者絵が間近で見られるチャンスです。
ライブドローイングというイベントでは、ライブで先生方の絵を描いている所をみることができます。
私も何年か前に観に行ったのですが、とにかく有名な方もたくさん武者絵を描いてくださっています。
(お忙しい、ありがとうございます!!)
このイベントを主催されている『横田守』先生のお力で運営されていて、復興の為に頑張って頂いているので感謝の気持ちでいっぱいです。
お近くの方、ファンの方、興味のある方はぜひ観たほうがいいですよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
コメント